スズキジムニーJA11のオイル漏れで、点検・修理致します。
オイル漏れ箇所がカムシール・クランクシールから考えられるため、
整備履歴がない事も合わせて、総合的にメンテナンス致します。
今回はタイミングベルトの交換を含む整備をします。
ラジエターファンを外します。
ラジエターを外します。
ボルトが折れてる~そう簡単にはいかない・・・
外れました~
JA11のボルトの錆で苦戦してる作業中にジムニーJB23がご来店
クイックシフトの付け根のボルトが折れてしまったから、外してくれとのご依頼
はい!お任せください。外れました
JA1の修理に戻ります。
順番に部品を外していきます。
オイル漏れ発見
オイル漏れ発見
カムシール交換します。
クランクシール交換します。
タイミングベルト・オイルクーラーホース・・・交換します。
インストーラでカムシールを打ち込みます。
ウォータポンプ交換します。
ウォーターポンプが機能しなくなると
エンジンはあっという間にオーバーヒートします
エンジンはあっという間にオーバーヒートします
ウォーターポンプ交換時期
エンジンには冷却水を流すためのポンプであるウォーターポンプが付いています。
これの交換時期はどのようなものか?
エンジンには冷却水を流すためのポンプであるウォーターポンプが付いています。
これの交換時期はどのようなものか?
ウォーターポンプは異音がしてきたり、水漏れがなければ
基本的に交換する必要のない部品だともいえます。
基本的に交換する必要のない部品だともいえます。
しかしながら、やはり長く使ってくると、
これから先トラブルに見舞われたら・・・という考えで交換をお勧めします
これから先トラブルに見舞われたら・・・という考えで交換をお勧めします
ガスケットも新品に交換します。
年数がたってるため、念のためにシール材も塗っていきます。
ガスケットを挟んで、新品のウォーターポンプをセットします。
トルクレンチで規定値で締めこみます。
㎏・cmの工具を使います。
カムシールカバーをきれいに掃除します。
カムシールカバーのパッキンも新品に交換します。
ペタっとくっつけます。
元に戻します。
締め付けます。
オイル漏れ修理完了
ラジエターの中から泥水がぁ~出てきた~
ラジエターの中が錆だらけ!2年に1回はラジエターの水を交換してくださいね。
車輌をリフトして下回り点検
オイルクーラーホース交換します。
オイルエレメントの上にあるオイルクーラーのパッキンを交換します。
オイルクーラーアダプターとオイルクーラー間にあるパッキン
エンジンオイル(ワコーズプロステージS)を注入
LLC(ロングライフクーラント)
・冷却システムの錆・腐食を強力に防止するとともに、ラジエーター冷却液の凍結を防ぎます。
ラジエターの中にある溶液は、冷却水、もしくはLLCと呼ばれる液体。
冷却水は、エンジン内部の燃焼や摩擦によって発生する熱を冷やす事が目的。
冷却水を単なる 「水」で済ませてしまうと、ラジエター内部などが錆びたり、
冷却水は、エンジン内部の燃焼や摩擦によって発生する熱を冷やす事が目的。
冷却水を単なる 「水」で済ませてしまうと、ラジエター内部などが錆びたり、
冬場には水分が凍結し、最悪の場合にはエンジンに亀裂が入ってしまう事も・・
何故クーラントを入れるのか?
何故クーラントを入れるのか?
それは凍結の防止と錆を防ぐのが一番の目的です
最低でも2年ごとに交換が必要ですね!
スズキジムニーJA11
´オイル漏れ修理´
使用パーツ
タイミングベルト・テンショナー・ウォーターポンプ・カム、クランクシール・タービンオイルドレンホース・オイルクーラーホース・ラジエターアッパーホース・ロアホース・
LLC・エンジンオイル・オイルエレメント
ジムニーは1970年(昭和45年)から市販している
軽自動車のオフロード四輪駆動車。
特にJA11は歴代ジムニー屈指の名車として現在も高い人気を誇っています。
古いジムニーは、確かに壊れる可能性がありますが、
エンジンとターボとミッションが大丈夫ならばよっぽど壊れません
現役で乗るために、メンテナンスは大事ですネ!